西麻布の家

東京都港区 
2008年竣工
集合住宅(改修)
RC造 スケルトンリフォーム
延床面積 33u 

 

都心のマンション1住戸の、仕上・設備をすべて更新したスケルトンリフォームです。
既存は2Kでしたが、可能な壁は撤去し、木調の仕上と白塗装で部屋を大きく構成し直しました。
機能別にコーナーを設け、その個々のコーナーを一体化させることで、変化と統一感のあるワンルームとしています。
中央の木フレームにより大きくエリアを分割(リビング・キッチン+BED)し、大きなゾーニングを決めます。
キューブに単機能(キッチン・洗面・収納)を割り振ってワンルームの中のアクセントとしています。
南側の壁も一つの要素と捉え、中央の木フレームと呼応する木フレームとし、機能としてはベンチと収納の役目を与えました。
同時に緑を切り取る額縁の役目も果たしています。
腰掛ける場所、物を置くスペースを設えておくことで、部屋を効率化し、中央を広くフリーにすることを意図したものです。
照明はベース照明として間接照明を設置しました。部屋全体に上方への広がりを創っています。

 

 

 

 

 

 

 

               
窓側にベンチ収納と一体化した木フレームを設置、白キューブはキッチンと収納 
 
 
 
 
                 
                 
               
2つの木フレーム 
 
 
 
 
                 
                 
               
ベンチ収納はラワン合板に塗装。緑を切り取る額縁の役割も。(改修前は部屋が細かく分かれていた)
 
 
 
 
                 
                 
               
キッチン側より 
 
 
 
 
                 
                 
               
玄関 
 
 
 
 
                 
                 
               
玄関側より